2007年07月16日

アジト3

今は入手困難になってしまったプレイステーションのゲームで「アジト3」というのがあるのをご存知でしょうか。

このゲーム、題名の通り正義側と悪側がそれぞれアジトを好きな形や部屋割りで建設し、相手のアジトに侵入して攻撃を仕掛けたり諜報活動をして、最終的に相手を倒した方が勝ちという、ヒーローファンとしては非常にワクワクのツール的に遊べるゲームで一部では根強いファンがいると思います。現在は入手困難だと思われ、私が探した所では今ネット上で売っている所はほとんど皆無だったようです。多分、オークションでもそんなに頻繁には出回っていないのではないかと思いますが、ゲームショップなんかでは置いてある店もまだ見かけた事があるので探せば手に入る事は入るかもしれませんので、もし見かけたらちょっと気にしておいていいゲームだと思います(笑)。

3とついているのでおわかりのように1も2もあるのですが、1は版権ヒーローが一切出ていない文字通りのアジトごっごゲームでしたが、2では仮面ライダーのような有名な版権ヒーローを少し導入し、3に至っては東映のキャラだけでなくピープロやその他のヒーローも相当数登場しており(特撮ヒーローの出演キャラ数ではこのゲームが未だ最多ではないかと思えるほど)、ヒーローごっこゲームとしては最高峰にあるのではないかと思います。ただ、大きな問題点としてキャラがあまりにも多く画面を行動する為にプレステの処理速度が追いつかずにキャラを大量に同時行動させるとかなりスローがかかってしまう点(ただし、PS2でプレイすると若干速くなる。そのかわりカーソルの動きとかも一緒に少し速くなってしまうので一長一短。)と、ヒーローに思いいれが無い人がプレイした場合はゲームとしてはそれがネックになり単なるクソゲーだと言われてしまう可能性さえあるゲームであるという点でしょうか。

しかし、私に言わせてもらえばこれは特撮ヒーローファンからしたら神ゲームですね。スーパーヒーロー作戦など他にもバンプレストから出ているヒーロー系ゲームは多数ありますが、このゲームが色んな意味で突出していると思います。

このゲームは「ヒーローごっこツール」として色々な夢が実現出来るのですよね。アジトは地下に穴を掘って作るのですが、アジトへ入る為の出入り口は敵が入りにくい中心部に1箇所だけ作っても、敵に侵入されやすくなるかわりにこちらも出入りに便利なように多数作っても自由なのがいいですね。そして地上には出入り口からの敵の侵入や巨大な怪獣・ロボットなどの破壊活動に対抗する為のバルカン砲台やレーザー砲、ミサイル発射台などの防衛施設や、資金稼ぎも兼ねたカモフラージュの施設として畑や病院、温泉、放送局、デパートなどを色々と作れてそこで儲けて資金を稼いでアジトをパワーアップ出来る所が面白いですね。病院にはアジトに所属している博士(キカイダーの光明寺博士など実際のヒーロー番組に出てくる博士も登場。博士ではないがレインボーマンのダイバダッタなんかまで雇用出来るのは笑えます)を働かせる事で運営し、デパートで販売する為の商品(ヒーローにありがちな、○○マンソーセージとか○○マンシャンプーだとかそういう商品)を博士に開発させて生産し、それを販売するというのも笑えます。しかも、その商品のCMを作って放送局で流すと売上げが上がったりするのですが、そのCMのナレーションも聞けて益々笑えます。放送局では基地のオペレーター(2〜3人いる)の誰かをパーソナリティーとして据えるとそのキャラによる番組も放送されて、その番組放送も聞く事が可能。アジトには落とし穴などのトラップも作れるので、相手が攻めてきた場合あえてアジト内に侵入させてトラップで捕らえて尋問(悪側なら拷問)が可能なのもナイス。相手のヒロインを捕らえた時なんか色々想像してしまいます(爆)。もちろん、アジトの中に侵入させないように地上にヒーローを出して戦わせてもOK、等身大の怪人たちが攻めてきた所にロボットや巨大ヒーローや車両を出して足止めするのも面白い(等身大のキャラと同時攻撃ももちろん可能)。ちなみにスペクトルマンや仮面ライダーJなどは等身大で戦わせても良し、巨大化させて戦わせても良し、でなかなか笑えます。基地内の移動には、階段以外にエレベーターも使えるので、格納庫の車両に乗り込む際などに雰囲気も出ます。車両には最大で8人乗る事が出来るのですが、バロム1のマッハロッドやロボット刑事Kのジョーカーなんかに8人も乗ったらかなり定員オーバーな気がするのですがそれでも乗れます(笑)。車両に乗って、敵のバルカンやレーザー、ミサイルを突破して敵アジト入り口付近まで来た所で降りてアジトに突入したりすると雰囲気バツグンです。

…とまあ、システム的にもヒーローごっこ(悪側でプレイすえば悪役ごっこ)をここまで楽しめ、版権ヒーローもここまで沢山出るゲームは今のところこれ以外にないのではないかと思います。ちなみに出演キャラは声を出せて、戦闘中に得意技が炸裂した時はその技を叫んで相手に大きなダメージを与えます。声優は飯塚昭三さんをはじめベテラン中心に数人がやっているのですが、みんなウマイ方なので問題なし。(ちなみに、オリジナルの声を出演声優がやっている場合はもちろんその人が担当しています。ハカイダーの声などはもちろん飯塚昭三さんがそのままやっています。)あとこのゲーム、オリジナルキャラが結構魅力あって、昔の駄菓子屋のパチモンみたいなヒーロー臭がしてこっちはこっちで違和感無く溶け込んでいてグッドなのもポイントが高いです。プレイする際には正義側の方が強くイージーで、悪の方がメンバーもメカも劣る(車両なんか、ヒーローの車両に比べてこちらはネオショッカー戦車などショボいのが多いが、極めつけは「悪がよく使う武装も何もないただの輸送トラック」まであり、戦闘になると当然すぐやられる…笑)のでかなり戦力が劣り難しくなっていますが、悪の方は相手の博士を拉致してくるなど各種の作戦が可能なのでこちらも面白いところです。

あとこのゲームの凝っている所は、変形や変身なども自由に可能なところです。レインボーマンはダッシュ1〜7まで好きなように変身させられますし、ロボット刑事もスーツ状態と戦闘状態が選べたり。イベントでパワーアップするとチャージアップストロンガーとか上位形態に変化可能なキャラも多数(そうなってもノーマル状態にいつでも戻すのも可能なのがまたナイス)。このゲーム、ロボットの操縦者などのキャラは基本的に出てこないのですが、ザボーガーがパワーアップする時にいきなり大門がグラフィック付きで出てきて、ケンのかわりにライダーマンが(博士なのと中の人が同じというネタですね)協力してストロングザボーガーにパワーアップしたりして、そういうネタ的にも笑える所が満載。コンドールマンがパワーアップする時にはダイバダッタが協力したりします(これも中の人が同じネタですね)。特にパワーアップイベントもなく、ステータスが大幅に変わるわけでもないキャラでも、ライダー1号などはレベルが上がっていくと旧1号→桜島1号→新一号にいつのまにかグラフィックが変わっていたり、細かい所でもやたら凝っています。アクマイザー3はゲペルと戦うイベントを起こせば転生してビビューンたちになりますし、イベントをわざと起こさずにアクマイザーのままクリアするのも可能で選択も自由なのが嬉しいところ。(ちなみにガブラはガブラッチョに変化可能でガブラッチョの時は足がメチャメチャ速いので笑えます)

…とまあ、特撮ファンなら遊べるゲームだと断言してもいいと思います。今ではなかなか入手困難ですが、もし見かけたら私的には即ゲットしておくのがオススメ(ただし、店が高値フッかけてた時に限り考えた方がいいと思いますけども…笑)。
posted by のびんさ at 07:30 | TrackBack(0) | ヒーロー系ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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